更年期を迎えると、私たち女性の体は多くの変化を経験します。
50代のある時、特に気づいたのは生理量の増加でした。
これは更年期の一般的な症状の一つで、ホルモンの変動が原因です。
私の場合、生理は以前よりも予測不能になり、いきなり量も増えました。
これには少し戸惑いましたが、同じ経験をしている友人たちと話し合うことで、これが自然な過程であることを理解しました。
また、適切な生理用品を選ぶことで、日常生活における不便を最小限に抑えることができました。
この記事では閉経前の突然の出血量の増加について私の体験も交えて紹介します。
ホルモンの変動と生理量の増加
更年期は女性ホルモンのエストロゲンとプロゲステロンのレベルが変動する時期です。
このホルモンの変動は、生理周期の不規則性や生理量の増加といった様々な身体の変化を引き起こします。
特にエストロゲンの減少は、子宮内膜の正常な周期的な脱落を妨げ、結果として生理の流れが多くなったり、予測不能になったりする原因となります。
量が少なくなるのはいいけど、増えた時が大変だったわ!
私自身も、50代に入ってから出血量が増えた回があり、周期も不規則になるという経験をしました。
最初は驚きましたが、医師からこれが更年期によく見られる現象であることを聞き、理解することができました。
年1回の健康診断のチャンスは逃さず、必ず心配事を相談していたわ
生理量が増えることは、時に不安やストレスを感じさせるかもしれませんが、これは多くの女性が通る自然な過程であるということを心に留めておくことが大切です。
また、この時期には生理以外にも、ホットフラッシュや睡眠障害など、他の更年期症状が現れることもあります。
これらの症状は個人差が大きいため、自分の体の変化を注意深く観察し、必要に応じて医療専門家に相談することが重要です。
自分の体を理解し、適切なケアをすることで、更年期をより快適に過ごすためにも、かかりつけの婦人科があると大変安心です。
予測不能な周期 大きなポーチを持ち歩く日々
更年期に入ると、生理周期の予測が難しくなることはよくある話です。
私の場合も例外ではありませんでした。
50代に入ってから、生理はいつ来るのか、どれくらい続くのかが全く読めなくなりました。
ある月はほとんど出血がないにも関わらず、次の月には通常の倍以上の量があるということも珍しくありませんでした。
このような変化は、日常生活においても計画を立てにくくするなど、多くの不便がありました。
特に外出時には、いつも以上に生理用品を携帯するなどの対策が必要になりました。
服の色にも気を使いました。
この頃、毎日ジーンズを履いていました。
ある程度の厚みがある生地で、万一漏れてしまっても目立ちにくいからでした。
夜用、長時間用の大きなナプキンは最低でも2枚は持ち歩いていました。
これにタンポンも1本ポーチに忍ばせておけばなんとかなりました。
周りの人に聞いてみると、私のように周期の予測がつかないと感じている人が多いことがわかりました。
そのおかげで、これは決して自分だけの問題ではないということがわかり、少しだけ心の負担も軽減されました。
また、職場の先輩からは、この時期の変化は一時的なものであり、時間とともに落ち着いていくから大丈夫よ〜と言ってもらえたことで、「嫌だな」と思う気持ちが減った気がしました。
職場では出血の多い日は上司に「お腹の調子が悪く、突然トイレに行くかもしれません」と断っておきました。
これだけのことなのですが、その日はなんだか安心なんですよね。
予測不能な周期に直面しても、それを乗り越えるためのちょっとしたサポートや情報が豊富にあることを覚えておくことが、更年期をポジティブに過ごす鍵となります。
適切な生理用品の選び方 私が使ったもの
生理量が増えた際に適切な生理用品を選ぶことは、快適さと自信を保つために非常に重要です。
私が経験した中で、以下のポイントは選択において役立ちました。
まず、なんと言っても、吸収力が高い生理用品を選ぶことが肝心です。
特に夜用のナプキンや多い日用の製品は、豊富な生理量にも対応できる吸収力を持っています。
また、サイズも重要で、長さや幅が広いものを選ぶことで、漏れのリスクを減らすことができます。
店に売っている一番長いサイズのものも常備していました。
タンポンと夜用ナプキンを組み合わせると、かなり吸収率が上がるのでおすすめです。
最近はタンポンにもオーガニックの製品が出てきました。
肌の弱い人にも安心ですね。
ソフィ ソフトタンポン オ-ガニックコットン スーパー 27個〔オーガニック タンポン〕
こちらのシンクロフィットも外出時に使っていました。
簡単に吸収量を増やせるので便利でした。
サイズが小さいのもGOOD!
ソフィ シンクロフィット 12ピース×5個パック(unicharm Sofy)
【まとめ買い】ソフィ 超熟睡 ショーツ 特に多い夜用 ML 10コ(5コ入×2)(生理用品 ナプキン)
寝る時にはパンツ型の生理用ナプキンショーツも履いていました。
これは修学旅行に行く、子供にも持たせられるし、震災時の強い味方になります。
家にストックがあると安心ですよ。
会社でもこのパンツを利用した人がいました
さらに、生理用品を選ぶ際には、個人のライフスタイルに合わせた選択も大切です。
例えば、スポーツをする方は動きやすさを重視した生理用品を、長時間外出する方は持ち運びやすく、交換が簡単な製品を選ぶと安心です。
生理用ショーツも蒸れないもの、動きやすいものなど種類が多いので探してみてください。
こちらのサイトはサニタリーショーツの使いやすさを検証して、ランキング形式で紹介しています。
試しにいくつかのブランドや種類を使用してみて、自分に最適なものを見つけることをお勧めします。
生理用品は個人の好みが大きく影響するため、自分に合ったものを探すことが重要です。
これらのポイントを踏まえて生理用品を選ぶことで、更年期における生理量の増加にも自信を持って対応することができるでしょう。
人の体験談を聞いてみよう
更年期の体験は個人差が大きいものの、友人や先輩との体験談や対話を通じて共感とサポートを得ることは非常に価値があります。
私自身、生理量の増加に直面した際、同じような変化を経験している友人たちと話すことで、大きな安心感を得ました。
今日、幅広い年代の女性が集まる飲み会で、閉経前の生理について初めて話を聞いた。すごく量が多いみたいで、初耳だったのでほんとびっくりした。この年になって、女性の体の変化について新たに知ることがあるとは思わなかった。ほんと恥じゃなくて必要な情報だよ。
— kiri (@kuganino) October 10, 2023
おかんが閉経前量が多くて同じ様に夜はオムツだったのを中高生だった私や兄弟は笑ってたんだけどプレドニン服用する前まで私も量が多い方だったから余ったオムツを無理矢理はかされて気分悪かったが寝相が非常に悪い私でも朝血だらけにならなかったから結局使いきってたの思いだした← RT
— 刹那@サクラ愛してる (@setsuna_ls) May 12, 2019
このような体験談や対話は、更年期という新たなライフステージを迎える上で、精神的なサポートシステムを築くのに役立ちます。
専門家の意見を求めるタイミング
更年期の変化は自然なものですが、時には専門家の助言が必要になることもあります。
例えば、生理量が急激に増加したり、通常の生活に支障をきたすほどの出血がある場合、医療の専門家に相談することが大事です。
また、生理のパターンが大きく変わり、それがストレスや不安を引き起こす場合も、専門家の意見を求めるべきサインです。
他にも、ホットフラッシュ、睡眠障害、心の変化など、更年期に伴う他の症状が日常生活に大きな影響を与える場合は、適切なサポートと治療を受けるためにも、専門家の診断を受けることが重要です。
自分の体と心の変化を注意深く観察し、何か異常を感じたら、早めに医療機関を訪れることが大切です。
まとめ
更年期は、女性の人生において新たな章の始まりを意味します。
この時期の変化を受け入れることは、時に挑戦的かもしれませんが、それは成長と発展の機会でもあります。
自分の体が経験する変化を理解し、それに適応することで、より健やかな毎日を送ることができます。
友人や家族、そして医療の専門家からのサポートを求めながら、自分自身の健康と幸福に積極的に取り組むことが大切です。
更年期の変化をポジティブなものと捉え、新しい自分を発見し、充実した毎日を送りましょう。
自分自身に優しく、変化を受け入れる勇気を持つことで、更年期もまた、人生の豊かな旅の一部となるのです。
専門家に頼りつつ、乗り越えましょう!
1、自己観察を習慣にする自分の体と心の変化に注意を払い、異常を感じたら専門家に相談する。
2、サポートを活用する
友人、家族、医療専門家からのサポートを積極的に求め、孤独感を減らす。
3、ポジティブなマインドセットを持つ
変化を自己成長の機会と捉え、新しい自分を発見し、人生を楽しむ。
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