前回の記事で、老眼鏡を1本で管理する「一本主義」をやめ、必要な場所に複数置く「複数持ち」を実践したことで、日常の小さなストレスが一気に消えたというお話をしました。
しかし、「複数持ち」が成功するかどうかは、「置き場所」が9割です。
どこに置くかをテキトーに決めてしまうと、「結局どこにあるかわからない」という新たなストレスを生んでしまうからです。
1本管理の限界 なぜいつも老眼鏡を探してしまうのか

老眼鏡が「生活必需品」になったサイン
「老眼鏡どこいった?」と1日に3回以上探すようになったら、それは老眼鏡が「たまに使うもの」から「生活必需品」になったサインです。
私たちは50代になると、キッチンで食品の裏側を見たり、ベッドでスマホを見たり、デスクで作業をしたりと、家の中のあらゆる場所で老眼鏡を必要とします。
使う場所がこれだけ分散したのに、管理する老眼鏡が1本だけでは、探すのが当たり前になってしまいます。
「とりあえず置き場」の罠 なぜいつも迷子になるのか
老眼鏡を1本で管理しようとすると、「使ったら元の場所に戻す」という強いルールが必要になります。しかし、家事や仕事で忙しい私たちにとって、そのたびに元の場所に戻すのは現実的ではありません。
「あとで戻そう」と、ソファの肘掛けや読みかけの本の上にとりあえず放置してしまう。これが老眼鏡を家の中で迷子にさせ、探すストレスの元凶となってしまうのです。
ストレスゼロを実現した「老眼鏡の多点配置」

「老眼鏡の複数持ち」を成功させる鍵は、「使う場所」に「定位置」を作ること。
50代の私の家で、実際にストレスが消えた老眼鏡の定位置をすべてご紹介します。
①リビング(ダイニングテーブル)
我が家で最も使用頻度が高いのがダイニングテーブルです。
食事後の読書や新聞、郵便物の確認、PCやスマホの操作など、長時間滞在し、手元作業が発生する場所です。
老眼鏡のホームベースとして、ここに定位置を設けることで、まずはここに行けば老眼鏡があるという安心感が生まれます。
②洗面所
意外かもしれませんが、洗面所は小さな文字の確認が頻繁に発生する「隠れ必須スポット」です。
化粧品やシャンプーの裏側の成分表示や、眉毛のお手入れなど、細かい文字や作業のために専用の一本を置いています。
③ベッドサイド
寝る前のリラックスタイムに、ベッドに入ってから老眼鏡を探すのは大きなストレスです。
夜間の読書や、ベッドに入ってからのスマホ操作専用として、ベッドサイドのテーブルや棚に定位置を設けています。
④デスクと玄関(役割別配置)
デスク
作業中に老眼鏡を探す時間は一切無駄にしたくないため、デスクには複数本を入れられるメガネ立てを用意して集中力を途切れさせないようにしています。
玄関
宅配便の受け取りの際、宛名やハンコの確認をするために、玄関の棚の上に受け取り専用として老眼鏡を置いています。
応用編 リビングのそばの「とりあえず置き場」が紛失を防ぐ
これだけ定位置を決めても、老眼鏡をうっかり別の場所に置き忘れてしまうことはあります。
そこで活躍するのが、リビングのそばに置いたとりあえず置き場です。
鉛筆立てのような入れ物を用意し、「定位置ではないけれど、とりあえず使った老眼鏡を投げ込む」ルールにしています。
置き場所を決めてわかった!「探すストレス」が消える仕組み

「使う場所=しまう場所」という定位置の鉄則
老眼鏡を探さなくなった最大の理由は、「使う場所=しまう場所」というシンプルなルールが確立されたことです。
老眼鏡が必要な作業を終えたら、手を伸ばせばすぐに定位置に戻せる。
この仕組みを作ることで、「あとで戻そう」という先延ばしがなくなり、無意識のうちに整理整頓が習慣化します。
キッチンで使った老眼鏡をわざわざ寝室に戻す、といった移動を伴う動作は、脳にとって負担です。
それぞれの場所に専用の老眼鏡を置くことで、動作が最小限になり、結果的に「探す」ストレスを根絶できるのです。
QOLを下げないために、今すぐやめるべきこと
老眼鏡を探す手間をなくし、QOL(生活の質)を上げるため、あえてやめるべき置き場所があります。
それは、老眼鏡を「バッグやポケットに入れっぱなしにしてしまうこと」です。
私は以前、「すぐに取り出せるように」という思いから、老眼鏡をバッグや上着のポケットについ入れ忘れてしまい、そのまま次の外出まで気づかないことがありました。
バッグを変えた途端に見失い、出先で「老眼鏡がない!」と焦る最悪のパターンに。
バッグやポケットに老眼鏡が残されたままだと、「どのバッグに入れた?」「どのコートのポケット?」と探す手間が倍増し、かえってストレスを倍増させてしまいます。
老眼鏡は、「定位置を決めて見える場所」に置くことが、ストレスフリーを実現する鉄則でした。
この「定位置」の役割とは、外出から帰宅後、必ず老眼鏡をそこに戻すための明確なルールを作ることです。
まとめ
この記事では、老眼鏡が「生活必需品」になった50代にとって、老眼鏡を「探す」ストレスがいかに無駄であり、日々のQOLを下げてしまうかを確認しました。
最も重要な教訓は、「老眼鏡を置き忘れてしまう無意識の習慣」を断ち切ることです。バッグや上着のポケットに老眼鏡が残されたままになることで、「どこにいった?」と探す手間が増え、かえってストレスを倍増させてしまいます。
このストレスを根絶し、快適な生活を実現する鍵は、「多点配置」と「定位置の鉄則」にあります。
【ストレスフリーを実現する三大原則】
①「複数持ち」の導入 使う場所(リビング、洗面所、ベッドサイドなど)それぞれに専用の老眼鏡を置く「多点配置」を実践する。
②「使う場所=しまう場所」 老眼鏡を移動させる手間をなくし、「あとで戻そう」という先延ばしを根絶する。
さらに、
③外出時のバッグやポケットへの入れっぱなしをやめ、帰宅したら必ず「見える定位置」に戻す
というルールを徹底することで、老眼鏡の所在に悩む時間は完全にゼロになります。
今日からこれらのシンプルなルールを取り入れ、老眼鏡を探す無駄な時間を解消し、本当に集中したいことに時間を使えるストレスフリーな生活を始めましょう。

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